セカンドライフは一般ユーザに浸透しない?

2007,03,26
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by 天上 博規

Second Life

Second Lifeが脚光を浴びたと同時に
ユーザが自由な発想でコンテンツを作製する事が出来てしまう
この仮想空間の可能性に魅力を感じましたが
今では、その気持ちも少し違った方向へ向かってしまっています。

Web2.0という言葉が一人歩きをする中で
メディアが「Web2.0の代表格mixiの次にブレイクするサービス」を
探し求める中でグッドタイミングで登場したSecond Lifeですが

そのタイミングの良さが皮肉な結果を生んでしまいました。


メディアや企業側の期待とは裏腹に
一般ユーザの声に耳を傾けると

  • 始めるまでの手間がかかり過ぎる
  • 直感的に使いこなせない
  • スムーズに動かない(高過ぎるスペック問題)
  • アバターが日本人には合わない
  • そもそも英語が分からない
だから[面白くない!]という厳しい声が聞こえます。


専用ソフトをダウンロードして
更に、スムーズに3D世界を表示していくには
高いスペックのパソコンが必要とされる事を前提にしても

やはりSecond Lifeには未知数の可能性が存在する事は否定出来ませんが

何よりも、この可能性を駄目にしている原因は

[早過ぎる企業広告による環境汚染]です。


Second Life内を歩いた方は気付くと思いますが
「右を見ても、左を見ても(広告だらけ)」
の世界に嫌気がさすと思います。

インターネットにおいてもそうですが
ユーザが集まった環境の中に
それらのユーザの利便性を見越して広告を提供する事が
ユーザビリティに繋がり、ひいてはサービスの向上となりますが

Second Lifeの様に

先に広告に汚染された場所にユーザが興味を持って
集まる事は皆無です。

何かしらのモノを売り込まれる危険性のある場所に
誰が好んで足を踏み入れるのでしょうか!

これらの物事の本質を見ぬままに
企業に[Second Life支社を作りませんか!]と営業をかける
某広告代理店などを見ると

彼らには目先の売上金だけしか見えてないのだな~
と思ってしまいます。

上手に、魅力的に、Second Lifeの綺麗な部分だけを
プレスリリースで書かれるのは勝手ですが

ユーザありきの基本観点をまずは冷静に見て欲しいものです。

編集後記
仕事終わりにひとりで行き付けの飲み屋(飯屋)に行き
ママさんが作ってくれた大好物のクリームシチューを食べました。

先日、飲みかけてたワインの残りをアテに
初めて会った他のお客さんとの会話を楽しみながら

「Webの世界どうこうよりも、現実世界をしっかりと見据えて生きていこう!」

と訳もなく思ったりもしました。

Webを仕事にしていて何ですが・・・

(Webはどう頑張ってもWebなんですよ!)
という冷静な冷めた目線も必要だと思っています。

Webの良い場所ばかりを顧客にプレゼンして
購買を煽る事はバブルそのものだと思いますね。

そういう人に限って
「セカンドライフがどうのこうの・・・」
と熱く語ったりするものです!

Comments

sonyのPS3で開発が進んでいるHomeに注目っすね!

  • posted by 川辺
  • 2007年03月27日 00:17

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