色々な場所で議論というか反論が出ているので
少し取り上げておきます。
インターネットでビジネスを行う人が少なからず身の回りにも多いので
今後の日本社会の展開次第では、無理にでも適応(?)しなければ危険な事もあり
まさに長い物には巻かれろ!ではありませんが
そんな権力を振り回す国家権力の今後について・・・。
(ここからGIGAZINE参照)
大阪府警の発表によると
インターネット上に会員制ロリータサイトを立ち上げ
会員に対し児童ポルノの所在を示すアドレス(URL)を教示していた開設運営者などを
児童ポルノ公然陳列罪で逮捕し
無料レンタル掲示板に児童ポルノ画像を蔵置していた自営業者を
児童ポルノ公然陳列罪で逮捕・送致したとのこと。
(ここまで)
この逮捕事件で大切な事は
アダルトサイトを運営していたから逮捕された!という事ではなくて
ただ単にアダルト系の画像を貼っている場所へのリンクを教えただけで
「児童ポルノ公然陳列」の「幇助(ほうじょ):手助けする事」となって逮捕されたという事です。
逮捕された人はアダルト系の画像をアップした訳でなく
ただ単に、その場所のリンクを教えただけでした。
アダルト系の画像というのが、今回の問題でしたが
今後警察の権力の使い方次第では、とんでもない事にも発展しかねない訳です。
例えば・・・ブログなどへのトラックバックスパムやコメント。
ブログ運営者は自分が知らない間に、大量のスパムコメントやトラックバックを貼られ
いわば、被害者な訳ですが
インターネット上の解釈で言うと、結果・・・
アダルト系のサイトのURLのリンクを教えている!という事になります。
無茶苦茶な論理でしかありません。
こういった逮捕が事例として出てくると、結果・・・・次の標的になるのが
GoogleやYahoo!、MSNとした各検索エンジンサイトです。
彼らはまさに、アダルトだろうが何だろうが
リンク先URLを示す事がビジネスですが、そもそも上記の逮捕の流れで言うと
全部、アウトになっても不思議ではありません。
いやいやGoogleのサーバーは国外にあるのだから
日本の法律は適用されず、合法運営だという話になる訳ですが
Googleは中国において【天安門事件】関連の検索に対して
中国政府の申請の応じて検閲をかけています。
検索結果に対してすべてに公平を貫いてきたGoogleですが
彼らとしても、「中国は例外ですが、我々は中国国内の法律に従っているに過ぎない!」
というコメントを発表している限り
日本国内に対しても、日本の法律に従うという体制は時間の問題ではないかとも
思います。
日本の法律に従うのならGoogleは完璧にアウト中のアウトです。
これはWeb2.0以降の日本の各種ウェブサービスに対しても警鐘でもあり
ユーザーが自由に投稿・運営するSNSのミクシーや
ブログプロバイダーのライブドアもアメーバのサイバーエージェントも
すべてがアウトになります。
家宅捜査が入れば、取締役などは軒並み逮捕という事になってしまいます。
Youtubeにしても、SNSにしても、ブログサービスにしても
どんどんユーザーがアップしていく無限大のコンテンツを全て検閲・管理する事は
物理的に不可能です。
今回の逮捕問題では
「違法なコンテンツをリアルタイムで検閲して、違法なコンテンツはリアルタイムで削除する事ができないのだったら、管理運営するべきではなく、それでもサービスを提供するのならば、逮捕!」
という意味であり
逮捕された画像掲示板も同じ様な検閲を人力でかけてはいたとの事ですが
過去の事例にさかのぼって逮捕されたという事実をみると
既存のサービス提供者は全滅状態になる訳で
これから逃れるには、サービスを全閉鎖の全消去するしかありません。
馬鹿みたいな話ですが
今回の逮捕劇を対岸の火事と見るのではなく
まさにウェブ時代のこれからの方向性を大きく揺るがせる
事実としての問題だと認識する必要があります。
かといって、検閲をかけるサービスなんて
ユーザーは誰も使いたいと思わないのがインターネットなのも
事実なんです(汗)
![]()