TOP > ライブの魅力
2007年08月19日

ライブの魅力

音楽業界にいるとCDの売上げが年々下がっている事に気付きます。
(消費者の人も気付いていると思うけど。)

音楽を志す人達は
自分達がバイトして得た
なけなしのお金でスタジオに入って

【最高】だと信じている音源をCD-Rやテープに焼いて
それをレコード会社に送ります。

その音楽やルックスに興味を持ったレコード会社は
アーティストやバンドにコンタクトを取り、上手くいけば契約します。

僕たちも例外なく、この流れでデビューをしました。

そして、レコード会社がバックアップ(金銭面や活動面)の元
レコーディングを重ねて世の中に出せる音源(CDやDVD)を発売して
消費者に購入してもらいます。

ここまで書くと自然と分かりますが
レコード会社の収益体制の収益のほとんどが
このCDやDVDといったメディアの販売のみからとなります。


もしアーティストがCMに出演したとしても
それらの金銭はアーティストが別途所属するPR企業へ行きます。
(PRまで請け負うレコード会社もありますが。)


ここで話を業界や流通に向けると


CDという商品がどの様に消費者へ届くのかを見ていきます。


①アーティストがスタジオでレコーディング
  (レコーディング費用発生)
     ↓
②レコード会社がCDをプレスする業者に発注
  (プレス費用発生)
     ↓
③プレス後、商品化されたCDがレコード会社から流通会社へ納品
  (ここでレコード会社は売上げを得る)
     ↓
④流通会社が各小売店に営業をかけてCDを納品
  (タワレコなどが流通会社からCDを仕入れる)
     ↓
⑤小売店に並んだ商品を消費者が購入する


これだけの工程を重ねると、商品の運搬コストや営業費が重なっていきます。

アルバムだと1枚3,000円程で消費者へ販売されますが
元を辿ると、レコード会社への売上げは、本当に微々たるものになります。
(アーティストへの還元はほとんどありません。)

ここまでの流れを頭に入れて今の世の中の現状を考えると

①i Podに音源をデータとして入れていく事が一般化されて来た事で、CDの売上げが低下してくると、CDを販売する小売店は【売れ筋=必ず売れる商品】のみを店頭に置きたがります。
当然、店頭の場所は有限です。

②すると、これから売り出そうとするアーティストのCDを卸す数が減少し、流通会社に対しても厳しい卸価格をふっかけてきます。

③経営が苦しくなって来た流通会社は当然、売れるCD(商品)のみをレコード会社に求める事になるので、レコード会社にも同様に厳しい卸価格を提示します。

④レコード会社はただでさえ厳しい卸価格なのに、更に卸価格を流通会社から提示されたり、返品在庫などの提示もされると、アーティストの補助的な経営(金銭面や活動面)が難しくなって来ます。

⑤最初はCDを作れた事で喜び満足していたアーティストやバンドも、自分達に全然還元されない現状に対して不満が出始めます。

⑥すると、レコード会社に所属したり、流通に乗せてタワレコにCDが並んだとしても、大した意味がないじゃん!という判断をアーティストやバンドがし始める事でレコード会社や流通会社の存在意義がなくなりはじめます。

⑦CDを流通に乗せようが、自分達で手売りで売ろうが、最終的な消費者へ販売する価格は同じならば、アーティストやバンドは自分達で売る方向へシフトするはずです。

⑧そんなタイミングでアーティストが直接、消費者(ファン)と繋がる事が出来る、インターネットが普及し、Youtubeやi Tunes、などなどのインフラが整い始めると、ますますレコード会社や流通会社の存在意義は少なくなってきます。


タワレコがインディーズのCDをほとんど取り扱わなくなった事や
HMVがDVDにシフトし始めている事や
レコード会社や流通会社が次々に倒産し始めている事を考えると

アーティストはそれらに頼る事なく
自分達でPRから販売までを一貫して行なえる経営能力が必要になり


消費者(ファン)に直接的に営業をかけれる場所!
つまりライブこそが本当の勝負の場となってきます。


この続きは、また後日・・・。

コメント一覧

コメントを投稿する

お名前
メールアドレス
(メールアドレスは表示されません)
ウェブサイト
コメント

(投稿に時間がかかる場合があります)
ジモトーク
LEGONIC TRAP
HEAVEN
BUZZCOM
supernova records
ファッションポータルサイト fana
ページのトップへ

twitter and tenjohiroki.com

Message From 天上博規
Message From 天上博規