そぅ・・・あれは夏の終わりのある日の夕方。
子供達は散歩しながら上がる気球を
眺めては大はしゃぎ。
「お母さん!見て見て!気球だよ!早くっ!」
母親の手を急かす様に見上げては
「わぁ~凄いな~!こんなのが飛ぶんだ~!」
と驚きの声を上げている。
誰だって子供の頃は、こんな無邪気な疑問を
何の疑いもなく聞いていた。
大人になるにつれて
色々な事を知って、見て、感じ
少しづつ・・・頭だけが大きくなって
些細な疑問を聞く事が恥ずかしくなっていた。
「今日、サンタさん、家に来てくれるかな~」
「何で赤ちゃんは生まれるの?」
「何で勉強しないとダメなの?」
そんな無邪気な質問に、しっかりと答えてあげれる
そんな大人になりたいと思う。
答えよりも、大切なのは
「なぜ?」という頭の中に芽生えた疑問マーク。
「気球はどうして飛ぶの?」
