若者の抱く閉塞感の原因

2007,10,19
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by 天上 博規

ちょっと正直に最近、思っている事を書きたいと思います。

僕は今年26歳で、世間的に言うと半立派な大人で
そろそろ社会人と呼んで欲しい年齢です(汗)。

ですが、ここでは僕も含め20代の人たちを(若者)と呼ぶ事にします。

で、そんな今の若者を表す言葉として
(熱さ)と(閉塞感)がある様に思います。

この相反する様な言葉が不思議と若者の中では矛盾せずに
同じ居場所を持っているのです。


逆に言えば、常に(閉塞感)を抱いて生きているからこそ
物事に対する(熱さ)を持たないと
どこまでも堕ちてしまうという恐怖心があるのかもしれません。


これは自分自身も含めて
物事に対する(不信)が根っこにあると思っています。

それはバブル崩壊後、日本経済は簡単に明るい展望が持てずに
大衆心理として
「こんな世の中で成功しているヤツは何かズルい事や、うさんくさい事をやってるに違いない」
という疑念があります。

だから、馬脚を現す様な失態に「それ見たことか」とばかりに
後ろめたさを感じる事もなくマスコミに釣られて大叩きして情報を消費します。

相撲問題も、沢尻問題も、亀田問題も
今の日本は恐いくらいに煽られやすい状況にありますね。


政治家を
大手企業に勤めるという価値観を
やり甲斐すら感じない会社を
司法の必要性を
マスコミの言葉を
誰がどうして信じれるんだ!という様な
何を信じて生きていけば良いのか分からない状況になっています。


そして、そんな閉塞感から身を守る方法として
若者は(熱さ)を求め蠢(うごめ)きます。

笑顔/仲間/生きる/楽しい/幸せ/夢/恋愛
そしてボランティア活動やチャリティー

その全てが人生で何よりも重要だと信じて止まない僕ですが
そこに閉塞感から目を背けて、ただ逃げる様に熱さの中心にいる事で
今の自分自身と向き合えない若者の姿を見るのは辛いものがあります。

自分の将来に不安を抱く若者が集まって
カンボジアの地雷を減らそうと涙する姿に
なぜか複雑な気持ちになってしまいます。


これからの日本の若者に必要なのは
「他人の価値観の上で、他人の後追いをし、リスクを取らない生き方」
とから
「自分の頭で考え、独自の方法論を模索し、リスクを取って行動する生き方」
への転換です。

夢は時に莫大な時間を消費してしまいます。
熱さはいつも物事を見極める目を鈍らせてしまいます。

そうした現実と心と夢と金のバランスこそが
今の若者に伝えなければならない事だと思っています。

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