埋まらない権利者vsユーザー
2007年11月30日 14:49
「違法サイトからのダウンロードは違法とすべきか」
この問題に関する前にひとつだけ考えておきたい事があります。
例えば、Youtubeにアップロードされたテレビ番組の動画。
これを【違法】という言葉で片付けるのならば
自宅のHDD(ハードディスクドライブ)に記憶された動画を
友人と観る事が違法ではないという問題と、どう折り合いを付けるのだろうか?
という事です。
(私的複製)を悪とするのならば
今までのビデオテープに録画されては私的に楽しまれていた
状況を全否定する事が生まれて来ます。
そうなると、そういったテープを販売していたメーカーにも責任があるのでは?
という事すら考えてしまいます。
IT Mdeia newsによると
(引用)
権利者側の主な意見は
「私的複製によって権利者は多大な損害を被っており、文化の発展のためにも補償金制度は必要。違法サイトからのダウンロードは当然、違法とすべき」といったもの。
これに対してユーザーや、電子情報技術産業協会(JEITA)などメーカー側からは「私的複製はユーザーの権利で、権利者の被害も実証されているとは言えない。
違法サイトからのダウンロード違法化は行き過ぎで、ネット利用を萎縮させる」といった意見が出た。
(以上)
Youtubeの登場によって
・見忘れたテレビ番組を検索すると次の日にアップされていて見る事が出来た。
・昔、見ていた番組を久しぶりに見て楽しんだ。
という様なライフスタイルが出来ました。
その事を表面的にだけ見て【違法】だと言う行動に
個人的には疑問を憶えます。
考える余地があるのでは?という気持ちです。
・見忘れたテレビ番組を検索すると次の日にアップされていて見る事が出来た。
からこそ、番組の面白さを知って、次週は必ずテレビで見ようと思い
視聴率アップに貢献してくれた。
・昔、見ていた番組を久しぶりに見て楽しんだ。
からこそ、レンタルショップに行って、その番組のビデオを借りたり
DVDを買おうと思った。
という様な権利者側にも有益な状態がある事は否定出来ないはずです。
インターネットの登場で今までは圧倒的に強い力を持っていた
権利者側の権威が薄れ、一般消費者側えその権力がシフトして来ました。
その様な状態において、自身の権益だけを守ろうとする動きに対して
なぜか心に波風が立つ思いです。
こういった問題はもしかしたら
僕たちの子供(生まれた時からインターネットが当たり前にある世代)達が
大人になった時に、古い価値観を根底から変えてくれるのかもしれませんね。
本当の意味での次世代の価値観が楽しみでもあります。






天上 博規
