自己管理

2008,01,31
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by 天上 博規


元サッカー選手の中田 英寿が言ってた(と僕は記憶している)言葉がある。
(完全な記憶じゃないからニュアンス程度の参考で)

「自己管理が一番難しい!それが出来ている選手は日本代表でも少ない。」

ジーコ監督のもとでワールドカップに望んだ過去最強と言われた日本代表が惨敗して帰国した際に、ジーコの指揮法が疑問視された時の言葉だった。

日韓ワールドカップの時の監督、トルシエは選手を完全にコントロールするタイプの指揮官だった。


敵がサイドから攻めて来たらシステムとして○○の形で動きましょう!

攻める時はサイドから攻めて、中央にセンタリングしましょう!

中盤でボールを回しましょう!

色々なチームとしての決まり事があり、選手はそれに忠実に従って
ベスト16という結果を残した。


しかし、ジーコはそういったチームとしての決め毎は最小限に抑えて
個人の能力が高い選手が集まってるんだから、個人がそれぞれに状況を把握して
最適な動き方をしましょう!

そして、結果は1分2敗で予選敗退。


そして、中田 英寿は冒頭に続いて

「今の日本のレベルはトルシエの様に何から何まで指示されるサッカーの方が合っているのかもしれない。ジーコのサッカーは早過ぎたのだと思う。」
という様な言葉を続ける。


プロのサッカー選手の中から選ばれた人でさえも
自分で考えて、自分で動き、最高の結果を出す事に苦しんでいる。

これが出来る人は本当に稀(まれ)。


例えば、1週間後に試合がある。
試合までの7日間の練習メニューや食事、行動などを全て管理されて
指示されている方が実は人は楽だ。

たとえ試合に負けたとしても指示をした人に責任を押し付けれる。

逆に
試合までの7日間は全て自由です。
と言われると人は途方にくれてしまう。

練習をしても、その練習が最適な練習なのかは分からず
どんな食事をする事が体調を試合にベストに持っていけれるのかも分からない。

何をするにも全てが自己責任にあるので、誰にも責任を押し付けれない。


ジーコがやろうとしたサッカーはまさにそんな感じだったと思う。


そして、これを実際にブラジルはやっている。

個人が個人の能力で局面を打開する。
そんな人間が11人集まっているのだから、日本が勝てるはずがない。


サッカーの話で始めたが、同じ事が仕事でも言える。


仕事をする中で
会社から、○時には出社して○時までは働きなさい!
服装はスーツを着て来なさい!

という様な拘束がある方が実は日本人は居心地が良かったりする。

自由を求める一方で本当の自由の裏にある責任の意味も重さも
知らずにいる。
口では一丁前の事ばかりを並べて。


何時から働いても良いし、別に毎日働かなくても良い!
服装も好きにして!
その変わり、毎月、結果を出してね!そうじゃないと給料なんて当たり前だけど
出ないよ!

そう言われると、ほとんどの人が動けずに立ち尽くしてしまう。


たとえ、動いても
自分の動き方や考え方に疑問を持ち始め、徐々にフェードダウンしてしまう。


ジーコ監督の指揮の中で中田 英寿はその事を伝えようと必死に他の代表選手と争った!

「自分で局面を打開しないと勝てない!」

でも、システムに管理される事に慣れた他の選手にはリスクにしか聞こえない。

でも、中田 英寿は言う!

「それは、気持ちの問題!」

だって、技術力はある!日本代表なのだから!
じゃぁ〜なんで他の国に負けるのか?


結局は個人の力を過小評価してしまっているに過ぎない。
昔の阪神タイガースの様に。


だから、1対1で勝負を挑まずに、後ろにボールを戻して安全に事を運んでしまう。
そして、それが良しとされる教育すらも受けているので
何も疑う余地すらない。


自分には何も出来ない!
まずはそんなクダラナい自分自身への暗示を解くべき。

そして、自分の力で物事を打開する能力を身につけて欲しい。

それは実は気持ち一つに他ならない。

誰もチャンスは与えてくれない。

自分で掴みにいくしかない。


自分で今、何が必要か?どう動くべきか?
それを考えて、失敗を恐れずに立ち向かう事で始めて一歩進む事が出来る。
(何も考えずに動く人はただの勘違いだけど。)


僕はそういった自己管理が出来る人と働きたい!
もちろん、自分が完璧に自己管理が出来ているとは言いがたいからこそ
自分への自戒としても今回のエントリーを書いている。


言い訳ばかりを並べて、自分を正当化して
更には自分の能力を過小評価する事を謙虚だと勘違いして隠れて

「あいつはイイよな〜」
なんて愚痴ってる人へ!!!

このエントリーさえも皮肉に聞こえてしまったなら
何も届けられない事をお許し!

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