批判は前向きの提案であるべき

2008,02,25
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by 天上 博規



人の抱えるすべてのトラブルの元凶は
突き詰めれば結局はコミュニケーション不足に他ならない。


言葉のキャッチボールをしっかりとやっていれば
例えば仕事や恋愛などの"結果"がそれほど芳しくなくても
そのグループやチームやカップルは長く続く。


LEGONIC TRAPという僕が所属するバンドは
今ではそれぞれが音楽とは別の仕事を持ちながらも
プロのミュージシャンとして活動を続けている。

高校時代から誰一人欠けずに同じメンバーでやっているので
かれこれ8年くらいは一緒に続けれている。


ひとつ思い返してみる・・・・。

スタジオで僕が作っていった新曲をみんなで試してみる。
「イントロはもっと明るい感じにしよう!」
「もっとビートを速くしようか!」
色々なアイデアを出してみるが、どうにもしっくりとこない。

ボーカルもドラムもギターも(スタッフでさえも)少し困惑気味の顔をしている。

こらえきれずに僕がいう・・・。

「あんまり良くないかな・・・この曲・・・。」

「ちょっと難しいな〜」
優しいメンバー(笑)は少し遠回しに反応してくれる(汗)。


でも、ただ否定するだけでいけない!
LEGONIC TRAPでは"駄目だ"というなら【代案】を出す事が絶対条件になっている。

言いっぱなしは絶対に許されない!

【代案】がなければ、ただの否定で終わってしまうからだ。

僕たちの中ではいつの日も、どんな決め事も
批評は前向きに何かを提案するものでなければならない。


それが良質なコミュニケーションだと知っているからだ。


誰かが言うだろう!などというのは絶対に許されない。


「それは駄目だよ!」
といったら、なぜ駄目なのか理由を言う。

そして、とりあえず代案を出す。

否定された人は自分の意見を崩されたのだから悔しいけれど、
その相手の言葉で自分の頭の中で代案が生まれるかもしれない。

そうやって頭の中を切り替えて、どんどん違ういい結果が生まれるかもしれない!

「こういうのはどうか?」

ドラムだから、ドラムのパートしか口を出さない!
ギターだからギターのフレーズしか口を出さない!
ボーカルだから・・・ベースだから・・・スタッフだから

自分の領域以外は関係ない!

それはチームとして活動する上では甘えでしかない!!!!

自分の専門外だからこそ、客観的に見る事が出来て
突発的な良いアイデアが出る可能性がある。

だから、アイデアを受ける方も
自分の専門外の(素人)から言われる批評を受け入れる覚悟がいる。


それが出来てさえいれば、物事は長く続いていく。

それが今まで僕が活動して来た中で得た真理のひとつでもある。

そして、それは音楽の制作現場だけじゃなく
一般的な仕事の現場でも、家庭でも、友達との会話でも
まったく同じことでもある。

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