百聞は一見に・・・なんとか言いますがそれって本当?

2008,02,28
Comments 0
by 天上 博規

よく言われる事ですが
創業メンバーが4人いたとします。

例えばの話ですよ(BUZZCOMの話じゃないので)・・・。

A君が代表として社長業をします。
B君はデザインの仕事をします。
C君はシステムを作り上げるエンジニアとして仕事をします。
D君も同じくエンジニアとして仕事をします。

最初は同じ目標や想いを持って仕事をしていこうと
4人の気持ちはベンチャー企業の創業時という事もあって
熱く熱く仕事をしていきます。

A君は社長業なので、会社の外に出て行く事が多く
様々な社長の方やお偉い方々と次々に会って来ます。

B〜D君はずっと社内で社長が営業して獲得して来た仕事をこなします。

こうして売上げは見事に倍々で上がって来たのですが
ここで大きな問題が出て来ました。

簡単に言うと
B〜D君達がA君は最近、変わった!と言い始めたのです。


A君は常に様々な人に会って刺激を受けて、どんどん成長していきました。
かたやB〜D君達は常に会社の中にいるので、成長出来ません。

ここでA君を「あいつは変わった!」と言い始めます。

変わったのではなく、成長したのですが
それが伝わりません。

A君は創業時の考え方や行動の仕方では会社が成長出来ない事を
色々な人から学び、会社に持ち帰っては色々と試していきます。


例えば、就業規則を作ったり、経営理念を打ち立てたり
給料体系を変えたり、新しく人材を補充したり。


すると、B〜D君達は自分達の考えているスピード以上で物事が進むので
A君の変化や成長についていけません。

そして、B〜D君達は会社を去っていきます。


これが創業者との温度差問題です。


そこで、話をグンっと戻して、僕はBUZZCOMを創業する際に
こういった創業メンバー問題を絶対に避ける為に
自分が外から学んで来た事の情報共有から
それらを実行する際の説明、それに伴う弊害まで
みんなに日頃から話をして"想い"の共有をする事にしました。


時には経営理念や男として仕事をする意味などの
熱い話までしてしまいますが、とても大切な事です。

しかし、いくら自分が学んだ事を会社に持ち帰って伝えたとしても
100ある内の40が伝われば良い方ではないでしょうか。

その場のニュアンスや温度まではなかなか伝わりません。


そこで、社内での仕事が主なエンジニアやデザイナーも営業に出す事にしました。

直接お客さんと会って話をする事で、お客さんは何を望んでいるのか?
納期の問題や価格まで、何に対して価値があるとお客さんは考えているのかなど
顧客の声を生で実感する事ができると仕事の質も精度も全く変わりました。

逆に営業を担当する人も、自分でデザインやシステムを組む事で
相互の仕事の内容が理解出来て、お客さんとのヒアリング時に
デザインで○日、システム構築で○日かかるから納期は○日です!
とお客さんに対しての返答が速くなります。


それでは経営的な部分はどうすれば伝える事が出来るのか?
経営はある意味で"モチベーション"を上げる事が主な仕事でもあります。


何でこの仕事をしているのか?
これから自分はどのように成長していきたいのか?

それらの働く上での命題を感じ取って考えてもらうには
経営者である自分の仕事ぶりや行動を見てもらう事が一番です。


そこで、去年の年末に入社した新人君を連れて
新しい案件の打ち合わせに出向いて行きました。

当然、名刺を交換する相手も相手は社長です。

そして、打ち合わせから物事が決まっていくスピード感や
決定事項の詰めなど、経営者としての仕事の質を感じてもらう事で
何かを掴んでもらえればと思いました。


結果、打ち合わせが終わった後の新人君からの言葉は

「BUZZCOMに入ってよかったです!」
「自分がやりたい事が見えて来ました!」
といった言葉が返って来ました。


社内にいてパソコンに向かうだけでは、なかなか伝えられない事ですが
一度、見てもらうだけで、劇的に効果は出ました。

何度か繰り返す間に、彼も自分で企業のトップを相手に
精度の高い仕事ができる日も近いのではないでしょうか。


めでたし・・・めでたし・・・。


になって欲しい今日この頃です(笑)。

Comments

Post a Comment

Name
MAIL
(メールアドレスは表示されません)
Web
Comment

(投稿に時間がかかる場合があります)