補完財の戦略的価値

2008,06,16
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by 天上 博規

ビジネス社会に足を踏み入れると、そこはやっぱり戦場の様なもの。


笑顔で相手の懐を探り合っている。


面白い名刺のデザインがあって
名刺には「I LOVE YOU■ ■■■■■」と書かれていて
■の部分はコインで削れる様になっている。

で、コインでその場所を削ると

「I LOVE YOUR MONEY」と文字が出て来た。


笑えたけど、これは事実。


綺麗ごとじゃなくて、相手の金をどうやって多く手に入れようかを四苦八苦して考える。

例えば、僕らじゃ、普通にウェブサイトを作っても見積額は低いし
面白くないから、アイデアを盛り込んでいく。


I LOVE YOUR MONEY
と声高に叫ぶが様にね(笑)。


はい!という事ですが、その戦場の中で
相手を上手に食いにいく方法を学びたいと思います。


今、パソコンの性能の向上と使う人のリテラシーの向上
さらにインターネットでの情報の流通のコスト低下によって
今までの経済学では計れない物事が溢れている。


例えば、昔は200万円以上もしたMacのパソコンが
今や、その性能は1000倍以上も優れて価格は10万円台である。


まぁ〜そんな感じの世の中だから、調べ事をするのに図書館なんかに行ってたら、そく会社をクビになるのは当たり前で、価値観から行動感までが変わってきた。


で、話を戻す。


補完材ってのは他の商品と一緒に利用される商品のことで

珈琲とシロップ
映画とポップコーン
携帯とストラップ

とか色々ある。


たとえば珈琲の供給を増やすか、価格を下げると、補完材のシロップの需要は上がる。

今の旬な問題でいうと
ガソリン代が上がると、車の売上げは落ちて、さらに高速道路の利用は下がる。

そこに目を付けると、ガソリン代が上がると、エコカーなんかは売れる。


で、ここからが本当の本題で


こういった補完材的な発想と世の中の仕組みや流れを読み取る力が必要なのかなとも思った。


アメリカでグーグルが凄い!なんて言われているのは
この補完材におけるイノベーションが中核にあって

グーグルは検索連動広告の販売がコアビジネスだから
補完として周りのサービスをどんどんユーザーに無料で提供しちゃった。

ブログから、ビデオ(Youtube)、オンラインソフトまで。


インターネットに関するすべてのことをグーグルが無料で提供してくれるから、ユーザーはグーグルを使う。

グーグルを使うとグーグルのメディア価値が高まって
広告効果が上がる(コアビジネスの売上げになる。)


まぁ、この戦略にもバランスが重要なのは当然だけど
こういった経済学というのか知らないけれど、戦略というのは知っていて損はない。


そりゃ〜マイクロソフトのワードとかエクセルってソフトを買ったら1万円くらいするんだけど、同じ様なソフトがグーグルが無料で出してしまったら、そりゃマイクロソフトは怖いはず。


同じ様な仕組みを頭の中では考えていて
それをしたら、多分・・・求人業界とかは僕らのことを怖がるかも・・・。

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