どれだけ多くの引き出しがあるか
2008年06月25日 11:25
以前、バンドのスタジオでのリハーサルの時に
メンバーに向けて話した言葉がある。
「それぞれが好きなジャンルや曲は違っても全然かまわないよ!後はそれぞれが好きな曲やジャンル、リズム、メロディーを自分のモノにどんどんしていく必要がある。だから、いつも何気なく曲を聴くんじゃなくて、Aメロの場所のギターの入り方が良い感じだ!とか、サビ前に入るドラムのフィルが凄い!とか、自分の引き出しに入れていって欲しい!そうすれば、自分達でオリジナルを作る時に、その引き出しからアイデアを取り出して、あとは適材適所に合わせるだけだからさ!」
これは、僕がスタジオに持って行った新曲をアレンジしている時に
各メンバーがアレンジに煮詰まって困っていて
「良いアレンジが思いつかないな〜」と言った時に話した言葉。
単純に考えて・・・僕たちは天から閃(ひらめ)きが降りて来る神様でもなければ、天才でもない。
だから、瞬時にアイデアを出して!と言われて、無から何かが出て来ることなんて絶対にない。
出て来るのは、今まで自分の引き出し(アイデアを溜めている部分)に入れている物事からしか出てこない。
だから、事前にどれだけ自分の中にアイデアをストックできているかが全ての分かれ道になる。
これを僕は「考える」という言葉を使う。
普段から
自分が面白いと感じたもの、楽しいと感じたもの、好きだと感じだものをストックしていく。
その量が増えれば増える程、アイデアが必要になった時に多くのアイデアを出す事が出来る。
これは、今の自分が仕事をする上でも同じこと。
だから、会社のメンバーにも頻繁に言う。
「格好良い!凄い!ステキ!と感じたウェブサイトとかはどんどん自分の中にストックして、なぜ自分はそれに魅力を感じたのかを客観的にも見れるように!」
そうする事で
「ウェブサイトで楽しい雰囲気を出して欲しい!」と言われた時に、自分の中のストックから楽しい!というキーワードに引っかかるアイデアが抽出される。
オーダーがきてからアイデアを考えていると、遅過ぎる。
常日頃から直接的に仕事に関係ないにしても、アイデアを考えて、それを記録して、いつでも取り出せる様にしておく。
まさに、そのアイデアを周りは評価してくれているのだから
僕にとっては生命線のことだけど・・・
実はバンドをはじめた学生の時から自然にやってきているので
プロデュースするアーティストさんから曲を渡されて、アレンジをする際もどんどんアイデアが湧き出て来る。
「アイデアがなくなる恐怖感はありますか?」
そんな質問を昔されたけど・・・
「別にない!」
とだけ、答えておく。
まぁ〜本当にアイデアはなくなる事はないと思う・・・。
それだけ世の中も自分も見つめては、考え抜いている自負があるので。
アイデアをストックすることは本当にオススメします!






天上 博規
