少年時代

2008,07,07
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by 天上 博規

小学生の時の過ごし方は本当にその後の自分の人生に大きな影響を与えてくれる。

今思うと、どれが正解で、どれが失敗なのか・・・
人生において、なかなか定義することは難しい。


例えば、僕は子供時代に一時期、進学塾に通っていた。

自分の意志で通うと決めたわけじゃないけど
気がつけば、怖い先生がいて、勉強というものを押し付けられる環境にいた。


その先生の口癖は

「今、辛いかもしれないけど、しっかりと勉強をして私立の学校に入れば、その後、中学3年間、高校3年間、大学4年間を遊んで暮らせる!」
と子供達に(遊んで暮らせる)という誘惑の言葉をぶつけていた。


幸か不幸か、他の生徒と違って
「10年間も勉強せずに、遊んで暮らせるわけがない!何を言ってるんだ?」
と食ってかかってばかりいたけど、もしその誘惑の言葉を信じきって
良い会社に入ろうなんて思い込んでいたら・・・


でも、あのバブル時代、当時のあの先生の価値観は多分、あの時点では正解であって、良い学校に入り、良い大学に入り、良い会社に入ることが人生の中でも一番ベストとされる行動基準だったのだと思う。


時代は大きく動いているんだなと思う。

今更ながら、あの価値観を心の底から信じて
例えば自分の子供は幼い頃から進学塾に通わせて、良い私立の学校に入れて、大学までエスカレーター式でいって、そのまま大きな会社に入って、安定した暮らしをして欲しい!と思うかといえば、僕の中にはそんな考え方はない。


多分、この前の秋葉原の事件なんかもそうだけど

子供の人生や性格を決めるのは親や、親が与えた環境に他ならない。
だからといって親が子供の人生を決めてしまうことは出来ない。

決めるのは子供自身であって、人生の主導権は子供にある。
だけど、選択肢は親が与えることが重要だとも思う。


時代は変わり続けている。


だから、親自身の価値観を、子供の時代の価値観にぶつけてしまうのは危険な気もする。


もしかしたら、自分達の子供の時代の価値観は
また良い学校に入って、良い大学に入って、良い会社に入ってという価値観かもしれない。


そういったことも踏まえて

子供の頃に見た世界は本当に面白いな!と思ってしまう。

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