教育する立場の人へ

2008,08,05
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by 天上 博規

街を歩いていても夏休みなのか子供が多い。

そして、みんな数字を言いながら"アホ"になっている。

完全にお笑い芸人&作家の「世界のナベアツ」の影響だ。

しかし、教育現場からは悲鳴が上がっているという。

小学生の低学年には倍数の概念がないため
3の倍数だけアホになるのではなく、1から100まで全部アホになるらしい。

だから数学の時間はクラス全員がアホになっているらしい。

ちょっと前は小島 ヨシオの「そんなの関係ねぇ〜」が大流行!

先生に怒られても、「そんなの関係ねぇ〜」
宿題をしていなくても、「そんなの関係ねぇ〜」
女の子を泣かしても、「そんなの関係ねぇ〜」

そして、教育者達は口を揃えて
「単純な芸はすぐに子供が真似をする!」
と嘆きながら・・・授業にならない現状に手も出ないとのこと。

いやいや・・・これは何かが違う気がする。

単純だからこそ、世の中に広まる!ウケる!
3の倍数だけアホになるという、世界のナベアツの発想の勝利そのものだけど


僕たちが子供の時も今と同じ様に流行った芸風は沢山あった。

授業中にやったことも多々。

だけど・・・その度に先生からマジ切れのトーンで怒られた。


今の教育に関わる人は本気で怒っているのだろうか?

怒りとは難しいもので、ただ単に相手に対して感情のみで怒りを伝えてはいけない。

相手のことを思って、怒りを伝える必要がある。

時には手を出してもいいと思う。


手を出すことで、相手は痛みを知り、手を出した方も後悔が残る。

そこに始めて成り立つ心情もあるはず。


本気で怒っていないから、子供達に舐められているだけだろうと容易く思う。


子供は大人の様に愛想で生きてはいない。
嫌なものは嫌!
好きなものは好き!
すぐに直感で感知する。


高校生の頃、文化祭で僕のクラスは社会貢献の一貫として近所の幼稚園の子供を呼んだ。
幼稚園児2人に高校生5人が付いて文化祭を一緒に楽しむ。
僕は幼稚園児がクラスに来る時に丁度、文化祭のフットサル大会のイベントに出場していたのだが、幼稚園児が来るということで、そのイベントを途中で抜ける必要があった。
心の中では
「幼稚園児の面倒なんて何で見ないといけないねん!せっかく楽しくフットサルしてたのに!」とつぶやきながら、そのふて腐れた顔のまま幼稚園児と対面してしまった。

それからの幼稚園児は見事なまでに僕になついてはくれなかった。

すぐに「しまった!」と感じたので、愛想をふって幼稚園児に声をかけたり手をつなごうとしたが、一切目を合わせてくれなかった。


子供は直感が鋭い!

「このお兄ちゃんは、僕のことを迷惑に思っている!」
そう感じたに違いない!

そこには大人には馬鹿みたいに通用するかもしれない、愛想もお世辞も通じない。


子供はそんな純粋な生き物だから、怒り方も感情で怒っているのか、自分のために心で怒ってくれているのかを直感で理解する。


人を教育する立場の人へ

もっと相手と向き合って、何で相手がその感情になっているのか?
何で相手が不機嫌なのか?
もっと感じて欲しい!向き合って欲しい!

ニートやら、鬱やら、精神病やら便利な病名ばかり与えても
何も解決しない!


もっと向き合って、小さな小さな心の奥の声を聞いて欲しい!!

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