ちょっと前に、知人の結婚式で新郎が新婦の為に歌を唄いたいからギターの演奏をして欲しいという話が来て、ワクワクした気持ちで「いいですよ!」という返事をした。
演奏した曲はコブクロの「永遠にともに」という名曲のラブソング。
気が付くと、大勢の人の前で新婦の為だけに心を込めて唄う新郎の姿に音楽活動を続ける中で探していた愛情の伝え方を重ねていた。
究極のラブソングについて考えることがある。
自分が子どもの頃は毎晩、父親の子守唄を聞いて眠りについていた。
もう忘れてしまったけれど、お気に入りの曲がたしか存在していて、いつもその曲を歌ってもらいながら至福の時間を過ごしていたけれど、今思えば親が子どもに唄う子守唄こそが究極のラブソングじゃないかとすら思う。
CDが何万枚売れたり、レコード大賞を受賞した歌だけが究極のラブソングじゃない。
プロのミュージシャンが歌う唄だけが音楽ではない。
世の中の多くの人が口ずさむ曲だけが名曲ではない。
そう思うと、新郎が新婦のためだけに心を込めて歌った、あの唄こそが究極のラブソングであり、つまり僕が歌い伝えたいことなんだと思う。
音楽は何気ない言葉がメロディーに重なった瞬間にメッセージに変わる。
それは魔法を見た錯覚の様でもある。
いや、もしかしたらそれこそが音楽の魔法なのかもしれない。
昨日、その知人がご飯を食べに連れて行ってくれ、色々な話をした。
その中で歌に関して
「歌って凄い気持ちがよかった!」という言葉を頂いた。
その想いは必ず届いているはずだし、それがこれからの人生の糧になると信じている。
歌の持つ魅力にまた気が付けて、とても幸せでした。