「天上は何を考えているか分からない・・・。言ってる事が違うし不信感がある。」
そう言われることも少なくない。
昔から。
僕はもしかしたら人より少し自分自身の中で深く考え過ぎる事があるかもしれない。
自分の中で考えて考えて・・・だから誰かに相談するなんて事はほとんどなかった。
自分自身で考えているから、当然その時は外に気がまわらない。
そして、自分の中で勝手に結論を決めて、次に進もうとしてしまうから、一緒に何かをしたいと思ってくれている人たちからすると、訳が分からない間に違う展開になっているから・・・そりゃ不安に思われても仕方がない。
改めて自分の人生を振り返ってみると、今に始まった事じゃなかった事に気が付く。
中学生時代・・・サッカー部の中でも1年から試合に出たり、同級生との実力は明らかに違う立場から、僕はチームメイトに常に注文や文句をぶつけていた。
試合中にも関わらず・・・チームメイトに
「何でパスを出せないねん!アホか!出せよ!試合に出るな!」
と唾を吐いていた。
毎日、毎日・・・。
大きな勘違いの中に生きていた。
どんな事でも少しやれば出来てしまう器用な感覚は、自分は誰の力を借りなくてもやっていけるという馬鹿みたいな自信に包まれていた。
バンドだってそう。
ギターも弾ける。ベースも弾ける。ドラムも少しは叩ける。
リズムが正確に読める。レコーディングの能力もある。
だから、レコーディングの時は他のメンバーに全部、自分の意志を伝えていた。
「ここはこうやって弾いて・・・」
「ここはこうやって唄って・・・」
自分の考えの中で他の誰かはその自分の一部だとばかりに思っていた。
でも、バンドのメンバーはそんな僕の姿に何一つ文句を言わずに付いて来てくれた。
そして、僕の事をリーダーだと言ってくれながらも、僕に足りない部分を補ってくれた。
人と人のコミュニケーションの大切さや誰かがいるから自分がいるという事実。
同じメンバーで長い時間を共にすると、どうしても人間関係に亀裂が入る事も少なくない。
いくら仲が良いといっても、時には不信感を持ったり、相手が嫌に思えてきたり・・・。
そんな時に僕は自分自身の事で頭がいっぱいだから、他のメンバーが
「ちょっとスタジオ終わったら皆で大事な話をしようや!」
と切り出してくれる。
人間関係が上手くいかない時の原因は根本を見れば、どれもコミュニケーション不足から始まっている。
小さな小さなコミュニケーション不足から生まれた穴から不安になり、人はその穴を勝手に大きくしていき、気が付けば修復が出来ないくらいの大きな穴になっている。
僕はいつの日も、自分の中の世界に生きてしまうから、その外に生まれた穴に気が付かない。
そんな自分自身の姿にバンド活動を通して気が付けた自分がいるから、今こうして生きていられるのだと思っている。
いまだに自分自身の世界の中だけに生きて、自分の能力を過信して、自分の物差しで人を計って、劣っている部分に唾を吐いたままだと、僕はもういないと思う。
だから、仕事を通してもいつの日も自分に言い聞かせながらやっている。
「仲間がいるから、自分がいる」
時々・・・自分自身でいっぱいいっぱいになったり、何か考えている時は、この気持ちが顔を隠してしまう時がある。
誰にも話をせずに勝手に物事を進めてしまう。
自分の中では誰かを過小評価している訳じゃないし、仲間の大切さやコミュニケーションの大切さを粗末にしている訳でもない。
だけど、まだまだ成長出来ていない自分がいる。
先日、仲間から「何を考えているのか分からない」と言われて、あらためて気が付いた。
仲間の為にと思い、本気で捧げて来た人生さえも、それをしっかりと伝えないと・・・姿を見せてあげないと伝わらないのがコミュニケーションだ。
伝えなければ、自己満足でしかない。
反省と同時に大きな何かを得た気もする。
でも、まだまだ自分は経営者として、リーダーとして、浅いな〜と感じてしまう。


自分自身をよく観察できている天上さん。その自分を褒めて下さい。私も、自分の中で解決して、辛くても、辛くないよというふりをしていつも笑っている久ちゃんでした。小学校の頃からスポーツは誰にも負けないスポーツ少女でたぶん、まわりからもよく思われないような行動などもあったと思います。女の子によくある全員無視もありました。その時から、自分を出さなくなり、それこそ何考えてるかわからない子と思われることはあったと思います。素直になれない自分。でも、これからは、素直でありたい。好きは好きと言いたいです。長くなりました。
この場で多くは語れませんが、tenjoさんズレていると思います。
山下さん > 自分に素直になるのって永遠の課題ですね。僕の場合は。。。
kawabe > まぁ〜ずれてるのは自分でも分かってるんよね。ズレない格好良い男になりたいですね。
