このニュースを聞いて、正直言うと書こうか書かないかかなり考えた。
友人の今の心境を考えると本当に心が苦しくなる。
高校時代の友人の山内 総一郎がギターリストとして加入するロックバンドのフジファブリックのボーカル志村 正彦さんが24日、29歳という若さで死去した。
参照:フジファブリックのVo&G、志村正彦さんが29歳で急逝
残ったメンバーで音楽活動は続けるとの事だけど、ボーカル不在のバンドだから、今後の事なんて何ひとつ決まってもいないだろうし、考えたくもないと思う。
何だろう・・・。
同じ音楽をするバンドだからか、他人事には思えない胸騒ぎがする。
例えば自分のバンドのメンバーが・・・考えたくもないけど、当事者になると頭は真っ白でしかない。
僕の中でフジファブリックの音楽は好きでも嫌いでもない。
楽曲の大半がボーカルの志村さんが作っているらしいが、彼の作る独特なメロディーラインや唄い回しには驚きというか「こんなのは俺には作れないな〜」という尊敬の気持ちはあった。
独特=個性となる音楽業界の中でもフジファブリックの評価は高かった。
俗にいう売れ線ではなかったけど、音楽好きの人の耳を満足させるには充分な素質だった。
好きでも嫌いでもないけど、聴いてみると「凄い」と感じさせてくれる曲だった。
だからファンじゃないけど、どの曲もチェックはしていた。
アルバムが出たら聴くし、PVはYoutubeで確認。
でも、思い返せば・・・多分、僕は総一郎がいるからフジファブリックを追いかけていたのだとも思う。
ドラムの新司の家で夜中から朝までマクドナルドの景品のオモチャを使って、くだらない遊びを一緒にしていた総一郎がいるバンドだからこそ、僕は勝手ながらライバルとして注目していた。
メジャーで活躍はしているけど、まだまだお茶の間には浸透していない。
そんな彼らが今後、どれだけ大きな存在になっていくのか!
どれだけ多くの人を集めれる魅力あるバンドに成長するのか!
僕は生涯かけて、闘っていこうと決めていた。
いつか同じ舞台に立ってやる!いつか同じ立場で会話をしてやる!
でも、そんな僕の闘いは思わない形で叶わなくなった。
今、総一郎はどんな気持ちでいるのか・・・。
フジファブリックを知らなかった方には是非とも彼らの曲を聴いてもらいたい。
(Amazonでのフジファブリックの一覧へのリンクを置いておくので、良ければ聴いてあげて欲しい:リンク)
不思議な感情が渦巻く彼らのロックを。
総一郎のギターを。
総一郎・・・負けるなよ!


彼らはあなたがここに書いた評価よりずっと強いと思いますよ。
ボーカルがいなくなっても続けるという決断は、ボーカルのもとに集まった彼ら全員が真のクリエイターだったからできること。
それをフジファブリックの音楽を耳にした人たちが認めているからこそ続けられる。
ただ引っ張られてついてきただけのお友達ではないのです。
そしてどんな状況になろうと立ち止まらなかったから今でもたくさんの人に支えられているのだと思います。
勝手に「叶わなくなった」と決め付けるのは如何なものでしょう。
ーさん >
コメントありがとうございます。
確かに今のフジファブリックの歩む強い決断の元の道を見ていると、彼らの強さを感じています。
僕がこのブログを書いたのは、去年の12月26日。
あの出来事からすぐの事でした。
「叶わなくなった」と決めつけた自分の浅はかさと弱さよりも、山内総一郎は何倍も強く歩んでいる事実から、その後は多くの勇気をもらいました。
本当に今のフジファブリック、そしてこれからのフジファブリックには本当に期待と更なる飛躍を感じています。
もちろん、新しいアルバムも聴きましたし、総一郎が唄う事の意味も感じました。
お互いにフジファブリックを心から応援する者として、これからも見守っていきましょう。
