日本サッカー協会が22日、6月11日に開幕する南アフリカワールドカップに出場する日本代表選手23人を5月10日午後2時からに東京都内のホテルで発表すると明らかにした。
W杯に参加する代表メンバーは過去に98年フランスW杯ではキングKAZUこと三浦知良が外れたり、初開催となる2002年の日韓W杯では中村俊輔がトルシエの求めるスタイルと違い外れたり、2006年のドイツW杯ではFWの切り札として巻 選手がサプライズ当選したりと、数々の驚きがあった訳だが、今回の2010年南アフリカW杯では、どうなるのか??

個人的な感想や意見を述べてみる。
サッカーというスポーツはピッチ上での選手の個性やクリエイティブが全てを支えている。
監督の戦術や力も、いざピッチの中では選手に全権を委ねるしかない。
監督は試合には出られない。
しかし、どの選手を使うのか?
これは監督に全権がある。
監督からすると、どの選手が自分の目指すサッカースタイルに合うのか?
その深い信念をもとに選手を招集する。
日本国内からサッカーが上手な11人が選ばれる訳ではない。
そして岡田監督の脳裏を探ってみる。
まずは、代表入りが確定している選手はやはり海外組の中でも岡田監督の信頼が暑いドイツ1部・ウォルフスブルクの長谷部 誠、ロシア・プレミアのCSKAモスクワの本田 圭佑、フランス1部・グルノーブルの松井 大輔に加え、チームの軸として期待する横浜F・マリノスに復帰した中村 俊輔に同じくJリーグ復帰した川崎フロンターレの稲本 潤一だろう。
岡田監督も4月7日に開催されたセルビア戦前に「決まっているのは7割」と話しており、セルビア戦後の16日には、「もうちょっと(割合が)上がっている」と、ほぼ陣容が固まっていることをうかがわせた。
選手選考のテストマッチとして開催されたセルビア戦では、2軍のセルビアに大敗をしたが、ここで改題となっているのが、毎度おなじみの得点力不足とチームの流れを短期間で変える事が出来るインパクト選手。
フォワードとしては矢野 貴章(新潟)、興梠 慎三(鹿島)、永井 謙佑(福岡大)の3人に加え、佐藤 寿人(広島)、平山 相太(FC東京)、前田 遼一(磐田)、森本 貴幸(カターニャ/イタリア)の7人はセルビア戦に最終選考テストとして呼ばれたが実際には結果は出せなかった。
体調が万全でないという理由でセルビア戦に招集されなかった大久保 嘉人(神戸)も当然、岡田監督の脳裏には入っていると思う。
その中でもJリーグで結果を残している佐藤はここまで4ゴールと、代表でレギュラーの岡崎 慎司(清水)と並ぶ得点ランキング2位タイ。
小柄で俊敏な佐藤に似た興梠 慎三も、ACLとリーグ戦で結果を残している。
昨季のJ1得点王の前田も、佐藤と同じく4得点をあげている。
W杯メンバーの中で7割は決まっているとすると、残りの4〜5人枠を、これらの選手に加えて、更にJリーグで活躍する未知のサプライズ選手が狙っている事になる。
注目はJリーグのセレッソ大阪で活躍する香川 真司(21)。
香川はドリブルからのチャンスメイクと決定力が持ち味。
昨季のJ2で得点王に輝き、今季のJ1でも得点ランキング1位タイの5得点をマークしている。
これらの選手の中から5月10日に南アフリカ行きを確定するのか?
これまた、更なるサプライズがあるのか?
個人的には清水エスパルスに加入後、Jリーグ随一の強豪の中心人物になっている小野 伸二にも注目している。
ゲームコントロールにパスセンス、98年のフランスにサプライズ当選してからの長年の国際経験、複数のポジションをこなせる強みは、今の日本代表に必要かもしれない。
とにかく、W杯予選では強豪のオランダ、デンマーク、カメルーンと対戦する日本代表には、強豪との試合の中で数回のみしか訪れないチャンスを確実に得点にする強運さえも持ち合わせた選手の登場を待っている。


