ロックの歴史に足跡を刻んだ多くのミュージシャンが存在する中で、今もなお「あのアルバムから歴史が変わった」と言われ続ける名盤がある。
Nirvana(ニルヴァーナ)は1987年にシアトルを拠点として活動していたが、1994年4月5日にボーカルであり、圧倒的な存在感を放っていたカート・コバーンが自宅で自殺したことで事実上の解散となった。
そんなニルヴァーナにおける歴史的名盤と言われたアルバムが91年にリリースされ全世界で大ヒットした「Nevermind」!
"Smells Like Teen Spirit"/"Breed"/"Polly"などのヒットソングを収録した、このアルバムは音楽同様に、そのジャケットも注目を浴びた。

“1ドル札に釣られる赤ん坊”のジャケットは“音楽史上屈指のアルバム・ジャケット”との呼び声も高く、このアート・ワークに登場した裸の赤ちゃんが、現在、バラク・オバマ米大統領のポスターなどを手掛ける有名デザイナー、シェパード・フェアリーの下で働いていることが明らかになり話題になっている。
現在、19歳になったスペンサー・エルデン君は、LAにあるフェアリーのデザイン事務所、オベイで働いており、アルバム・ジャケットの制作をはじめ、さまざまなデザイン・プロジェクトに携わっているという。
2008年、米大統領選挙中に、オバマ氏を応援するために“HOPEポスター”を制作し、街中に貼るというキャンペーンで一躍有名になったフェアリー。彼の下で働くことについて、スペンサー君は「僕はずっとアートが大好きだった。父もアーティストだからね。シェパードが上司だなんて、ものすごく光栄だよ。とても刺激的な人だからね」とコメント。
そんな彼が「Nevermind」のジャケ写に登場したのは、彼の両親が、フォトグラファーのカーク・ウェドルと同じアート・スクールに通う友人同士だったからだそう。
「彼(カーク)がうちの父に電話してきて、『初めての大仕事が入ったんだ。水中で赤ん坊を撮ったら、ギャラをくれるって。でも僕には赤ん坊がいない』って言ったんだ。
で、僕がちょうど生まれたところだったから、彼らに地元のプールに連れて行かれて、そこに投げ込まれたってわけさ」とスペンサー君。
彼は今でも有名人のようで、「僕のあだ名は“ニルヴァーナ・ベイビー”さ。自分のことを思うと、ちょっと笑えるよ。だって世界中の誰もが、僕のペニスを見たことがあるわけだからね」とコメントしている。
歴史的とはいつの時代もそんな皮肉な出来事から生まれるのかもしれない。
大ヒットアルバム「Nevermind」を生み出したNirvanaのカート・コバーンは、このアルバムの成功で一躍トップバンドの仲間入りを果たしたが、メジャー市場を意識した作りに影を落としてしまい、自身はこの成功を快くは思っておらず、度々本アルバムを否定するような発言を繰り返していた。
そして度重なるストレスからシアトルの自宅で27歳で自ら命を絶ち、遺書には、強烈な筆圧でニール・ヤングの「ヘイ・ヘイ・マイ・マイ」の歌詞の一部「It's better to burn out than to fade away」(錆びつくより今燃え尽きる方がいい)が引用されており、彼の心情が写し出されていた。

しかしながら、リスナーにとっては現在でも広く愛聴されている名作アルバムであり、多くの後進のアーティスト達に影響を与えている。
結果として、バンド自身も含めて良くも悪くも多くの人の人生を変えてしまうアルバムとなったが現在ではロックの歴史における最重要アルバムの一つとして語られるアルバムであるのは変わりない。
中学時代にギターを教えてくれた友人の家に遊びにいくと、いつもNirvanaがCDラジカセから流れていた。
何を言ってるのか分からないが、何かを強烈に叫んでいる感じは伝わった。
ギターの音が激しい・・・その音を聴くと心が痛くなる感じ。
反骨精神旺盛な10代の小僧には自分自身を自由にしてくれる音楽の様に思え、それからは「Nevermind」を聴き返してはギターをかき鳴らしていた。
弾けもしないのに"Smells Like Teen Spirit"のギターソロを弾こうとしてみる。
あの歪んだギターサウンドが出ない。
エフェクターなんて知識がない頃・・・上手になればギターの音は歪むと勘違いしていた。
高校時代のバンド名は「NEVER MIND」
確実に今の自分自身が影響を受けた一枚になっている。
でも個人的に一番好きな曲はアンプラグドライブで演奏されたバージョンの「About a Girl」!


NEVER MINDは僕もかなり聴きました。80年代生まれにはバイブル的なアルバムではないでしょうか。
YOSHIKI さん >
やっぱり「Smells Like Teen Spirit」のギターリフは弾きましたか!あれはバイブルですね。
