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2010年05月27日

スター不在

先日の日本と韓国の試合で露呈してしまった、今の日本代表にとっての多くの問題のうち、やはりW杯への期待高まる、この期間に国民の90%以上が「日本代表の予選突破はありえない!」と確信してしまっている現状は本当にヤバいと思う。

負のスパイラルとは、まさに今の日本の現状であって、それをプラスに捉える事で精一杯、何とか立てている気がする。

「気持ちだけでも前を向いて!」

そんな言葉は、このW杯の開幕16日前に聞きたい言葉ではない。

「体調も調子も抜群です!後は闘う気持ちだけですが、これはもう半年前から準備して来ている事なので問題ありません。予選は必ず通過しますよ!オランダとの試合が楽しみです!」

こういった言葉を聞きたかった。

韓国との間には2得点という事実以上に、サッカーに対する自信や自分たちのスタイルを実行する実力そのものの開きがあった。

よくぞ2点で終わったな・・・という実感と共に、このレベルの日本代表に若干でも攻め込まれていた韓国のサッカーのレベルもまだまだ低いな〜と見ていて感じた。

まだまだアジアのサッカーのレベルは世界では通用していないという事実。

これはW杯の本戦で誰もが気づくと思うが、やはりブラジル・スペイン・フランス・イタリア・ドイツ・オランダなどの強豪国(ベスト4入りを目指しているチーム)からすると、日本戦というのは、勝ち点3を取るのは必須で、いかにリーグ戦を有利に闘えるかの得失点差を考えて、何点取れるかが課題になる様なレベルにある。

世界から見ると日本はそのレベルで見られている。

だから、本当に「奇跡」を起すしかない。

しかし、今回の日本代表メンバーには、その「奇跡」を起すべくスターが存在していない。

もしかしたらメディアが作り上げた本田圭祐がそのスターになるのかもしれないが、その本田は韓国相手に存在感を消されて、必死にシュートコースを作ろうとドリブルをするが、打てたシュートは力がなかった。


かつて、1990年のW杯のイタリア大会でアルゼンチンの飛躍の中心にいたマラドーナには、やはりスター性があった。

それはメディアが作り上げたものでもあり、ライバル選手がプレースタイルや結果から感じる脅威でもある。

このYoutubeのマラドーナのプレーで驚くべき所は、このアルゼンチンとブラジルの試合は終始、ブラジルがアルゼンチンのゴールを脅かしていた。
アルゼンチンのゴールキーパーの好セーブや、ポストに救われるという幸運も重なり、何とか0-0で耐えていたという試合だった。

誰が見ても、「いつブラジルが得点を入れるのだろう!」という期待だけがスタジアムに漂っていた。

そんな中で訪れた唯一のアルゼンチンの速攻のチャンス。

中央でボールを持ったアルゼンチンのマラドーナはドリブルでブラジルゴールに攻めて行く。
右側へドリブルを進めるマラドーナを見て、FWのカニージャは左スペースに走り込む。

この時点でアルゼンチンの攻め2人に対して、ブラジルは鉄壁の守備陣が4人。

2人がマラドーナにプレスをかけて、1人は後ろをカバー。
もう1人はカニージャへのパスをカバーするポジショニングを余裕を持って行える環境にある。

それにも、関わらずブラジルの4選手は全員がマラドーナにプレスをかけに行ってしまっていた。

その瞬間、マラドーナはカニージャへブラジル選手の股間を抜くスルーパスを送り、カニージャが難なくGKを抜いてゴール。

ブラジルの選手は勝手にマラドーナを脅威と感じ、マラドーナに引きつけられてしまっている。
これがスター選手の定義であり、相手チームから脅威と思われる所以に他ならない。

「ヤバい」と思われる選手が今の日本代表に何人いるだろうか。

もしかしたら現役時代の中田英寿は他のチームの選手からは「ヒデがボールを持った!ヤバい!すぐにプレスをかけにいかないと」と感じられていたかもしれない。

日本代表を応援するサポーターからすると、こういった本当のスター選手の登場こそに期待を重ねたいし、そんな選手のプレーを見ていたい。

そういった意味でもチーム作りより前に、4年前に中田英寿が引退際に言った「個々で勝負出来る様にならないと世界で勝てない!その個々の集団が代表であるから!」という言葉がまだ何ひとつ実を結んでいない日本代表に何を期待したらいいのか分からない。

コメント一覧

サッカーはよくわかんないけど、Jリーグが出来た頃の選手って個性的な人が多かったような気がする。

たまに、何かのきっかけでテレビ観戦しても面白かった〜。

北澤なんて、あんまり上手くないなぁ〜とか見てて思うんだけどすごくカッコつけてて、ラモスとかゴンちゃんはやたら熱い!木村和志は妙に格好良くて、カズはやはりカリスマ性を感じさせてたよね。柱谷はなんだか職人って感じだったし。アジアの壁とか言われてたのは〜井原だったっけ?ちょっと後の城とか、結構好きだったわ〜
武田とかちゃっかりタレントになってるし。

今、気まぐれにサッカー見ても、そういう面白さがないし、個性にかけるのか、そういう選手たちをモチーフにしたギャグマンガも少ないように思う。
きっと魅力的な選手もいるんだろうし、W杯代表選手はどうだかしらないけど、ビジュアル的にはレベルアップしてると思うけど。

仕事柄、関わるいろんなグループや団体でも、いわゆるムードメーカーだったり、ムードブレイカー(そんな言葉があるかどうか知らないけど)、個性を出せる人間がいる集団は良くも悪くもパワーがあるし、引きつけられる。


あんまり関係ないか?(笑)

  • 投稿者 by hiromi
  • 2010年05月27日 17:39

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