サイトを作る人向けウェブマガジン
BUZZCOMで企画から制作までを行った各種ウェブサイトを特集!
どの様な経緯からアイデアが生まれたのか?
そのアイデアを形にするまでの流れは?
ウェブサイトを作り人は必見のウェブマガジン!

サイトを作る人向けウェブマガジンのバックナンバーをお楽しみ頂けます!
■第1回特集:中村漬物
■第2回特集:特別養護老人ホーム ハピネスさんあい 求人サイト

神戸市のそろばん教室
叶 珠算会
神戸市を中心に教室を開校している、そろばん教室としては神戸市灘区でNo.1の生徒数を誇る叶 珠算会です。
この叶 珠算会はユーザーとのコミュニケーションこそがサイトを活性化させるという好循環を作り上げる事に成功している貴重な事例でもあります。
まずは"そろばん教室"という習い事と呼ばれる事業をされているクライアントに対して、ウェブサイトを営業ツールとして有効活用する場合に、一番重要な要素とは何かを考えてみました。
そもそも、このウェブサイトのターゲットユーザーは誰なのか?
誰に、そろばん教室の情報を見てもらいたいのか?
そういったターゲット層から考えて、そこから思いつく戦略を提案しました。
まず、僕がクライアントである叶 珠算会に話をしたのは
「楽しい雰囲気が伝わるサイトにしたい!」
という想いでした。
"教育とは楽しく学ばなければ意味がない"と思っている自分にとって、このそろばん教室の仕事は自分の考えを実行出来るチャレンジの場でもありました。
それでは、その僕の思う"楽しさ"とは何か?
デザインが明るいというのは本質ではありません。
ここでいう楽しさとは"そろばん教室という現場で日々、行われているコミュニケーション"そのものであり、そういった生徒と先生の会話、生徒と生徒の会話、更には生徒とその親との会話までをウェブサイト上にどんどん蓄積する事が出来ないか?
そういったアイデアにたどり着きました。
そこでサイトに"ブログ"というコミュニケーションツールを導入して、日々の教室の雰囲気などを先生にアップしてもらう事にしました。
先生は交代で授業中の事や個々の生徒の事などをブログで書いてもらいます。
実はこの提案は表面的なコミュニケーションの戦略ツールとしてではなく、ウェブサイトを営業ツールとして有効活用する為に必要な部分もクリアします。
そもそもこのサイトを一番見る人は誰か?
それは、このそろばん教室に子供を通わせている親御さん達です。
親御さん達は習い事に子供を通わせる中で多くの懸念点を持っています。
「自分の子供はしっかりと授業を受けているのだろうか?」
「先生はどんな授業をしているのだろうか?」
「どんな生徒が他にいるのだろうか(どんな環境で勉強しているのだろうか?)」
その様な心配点があっても、先生が日々の授業風景や今日あった話をブログに掲載する事で、生徒の親御さん達は安心して子供を習い事に通わせる事が出来ます。
そうすると今度は生徒の親御さん達からブログの記事に対してのコメントが入る様になりました。
自分の子供がブログの記事で、「大変頑張っている!」「成績が伸びてきた」という様な事を書かれて、先生に褒められている。
そんな嬉しい事を喜ばない親なんていません。
その様な先生と生徒の親御さん達とのサイト上のコミュニケーションこそが、最大の口コミを生む源でもあり、そういった親御さん達のコメントを他の親御さんが見る。
または叶 珠算会に興味は持っているが、まだ入会を躊躇っている人が見る。
自分の事を褒めてもらい、それに喜んでくれている自分の親の言葉を生徒である子供が見る。
その子供の友達が見る。
こういった好循環がブログというコミュニケーションツールを入れた事で生まれ、結果として退会率の減少、新規入会の増加という結果に繋がりました。
この結果に一番必要なのは"ブログを日々書き続ける事"であり、毎回欠かさず書いてくださっている叶 珠算会の先生方の努力があってこそでもあります。
この叶 珠算会の本当のターゲットは、現在、生徒をそろばん教室に通わせている親御さん達だという軸を外さなかった事が成功の要因であり、それは目的を達成(退会率の減少、新規入会の増加)させる為の本質でもありました。
もし、ウェブ業界にありがちな
1.サイトを制作しましょう!
2.「そろばん教室」という検索ワードで一番にもってきましょう!
3.多くのアクセスが集まるので生徒が増えますよ!
という単純な提案だけでは、この様な結果は生まれなかったはずです。
この様に叶 珠算会は教育現場がウェブサイトを上手に利用する際のヒントが多く詰まった成功事例であり、ここから学べる物事は教育現場のみならず、多くの企業にも当てはまるのではないでしょうか?
神戸市のそろばん教室
叶 珠算会